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LYRICS歌詞

茜色

曲: 喜多 寧/とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

あの日 夕暮れ時 茜色 染まった
世界 可視光線 浮力に 身を任せる

ララランララ ララランラ ララランラララ
ララランララ ララランラ ララランラララ

腕時計 ふところに 入れたままでも
まだ秘密のアジトが あるとしても
バカみたいに誰かを 待ち続けても
風にさらされれば  すべては朽ちてゆく

誰そ彼と聞く間に 茜色 滲んだ
家路 黄道光 人知れず 薄づいてく

ララランララ ララランラ ララランラララ
ララランララ ララランラ ララランラララ

帰り道 あぶくを 吐き続けても
明日も水中生活に なるとしても
たとえ僕ら二度と 出会えなくても
風にさらされれば  すべては朽ちてゆく

ララランララ ララランラ ララランラララ
ララランララ ララランラ ララランラララ
神無月 祈りが 届かなくても
愛ゆえに傷つけ 戻れなくても
たとえ僕ら二度と 出会えなくても
君はかけがえのない ものだとしても

ララランララ ララランラ ララランラララ
ララランララ ララランラ ララランラララ

今の君に気持ちが 届かなくても
何ひとつ言葉が 通じなくても
君がずっと僕のこと あざむいていても
あした知らない誰かと 消えていっても

ララランララ ララランラ ララランラララ
ララランララ ララランラ ララランラララ

浅き夢

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

手ぶら、不満げに世界を見渡す
夜が明けるまで

 

不満だらけでも いばるな、秩序は
汲んだ理にかなう

 

かねがね社会に晒す場程度の
煮る場なく入滅

 

一念三千 相即相関
荼毘に付されども

 

待てど暮らせど咲かぬ花
咲かぬのならこの手でいっそ
摘みとってさしあげましょうか
老いも若きも人の世は
咲いてちりぬるをわかよ
たれそつねならむ夢

 

明日、らくだを巻く
美酒、ぬかりはなし
娑婆に抱きにゆく

 

うどんげに早し
三千年待つ
しばらく趣味なし

 

待てど暮らせど咲かぬ花
咲かぬのならこの手でいっそ
摘みとってさしあげましょうか
老いも若きも人の世は
咲いてちりぬるをわかよ
たれそつねならむ
有為の奥山
けふ越えて浅き夢

馬酔木の花

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

五里霧中 息ひそめたら
心をひとつ喪失
ご利益ありそうだから
下の禰宜道 ぬけていこう

馬酔木の花が あしたへ誘う
月の逃げ道 二人の旅路
悪しからずまだ行くあてはない
霧が晴れても まよいぎに

かぎろひを駆け抜けて
クスノキの懐へ
靴底はすり減っても
目的地がまだ 見当たらない

やがて日が暮れ ふと暗夜行路
たぐるその手は まだあたたかい
山の麓に 何かが群れなす
帰る場所なら ここにあるのに

馬酔木の花が あしたへ誘う
月の逃げ道 二人の旅路
悪しからずまだ行くあてはない
霧が晴れても まよいぎに

~・~・~・~・~

※下の禰宜道(しものねぎみち) = ささやきの小径(こみち)
春日大社から高畑に抜ける林道。
古来、神官(禰宜)が通る道だった。
馬酔木の花が生い茂る。

雨どい通って

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

青空に投げた 屋根をめがけて
下の歯は上に 上の歯は下に
雨どいに投げた 人知れず投げた
人知れず抜けた 誰も気にもしない

 

ごめんなさいね
古い話ね

 

もう遠くに投げた さよなら歯茎
ほら雨どい通って カラカラ落ちる

 

 

八方に美人 塞がることもある
塞がったはずの穴にまた芽が出る
雨どいに投げた 人知れず投げた
人知れず抜けた 誰も気にもしない

 

ごめんなさいね
過ぎた話ね

 

もう遠くに投げた さよなら歯茎
ほら雨どい通って カラカラ落ちる

淡い光

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

長い夢を見たよ 闇の中でひとり

遥か遠くに置き忘れた
純粋な衝動 今取り戻す

暗闇 抜け出し
まだ淡い光だとしても
道を照らすよ
もう閉じこもってないで
這い出ておいで

淡い光差しつ 君の道を照らす

夢を見ることさえ許さず
ずっと耐え続けて 春を迎えた

寒空 悲しみ
そう君は辛かっただろう
すべて忘れて
もう閉じこもってないで
這い出ておいで

いそがし

曲: とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

いそがし いそがし
昼夜を問わずにいそがし
あたらし ものには
常に迷いがつきもの
憑き物 憑き物
憑依 飄逸 飄々と
いそがし いそがし
いそがし いそがし
いそがし いそがし
ほんとにいそがし

狼変化

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

月が笑っている
やけに照らしている
月夜に呼ばれても
獣にもなれない

嗚呼、時は平成
狼変化でも
珍重されなくば
吠え面かくよ


振り向けど一陣の風が吹き
肩に落つ静寂も拭い去る
導けど導けど道はなし
迷うべき道がなき道はなし


下御門を抜け
陰陽町で待つ
ヒゲ面の男と
また狼変化

月夜に漕ぎ出でて
春日の森を行く
その先は地の果て
ここで果てるよ


振り向けど一陣の風が吹き
肩に落つ静寂も拭い去る
導けど導けど道はなし
迷うべき道がなき道はなし


費やした歳月を語るには
尽きぬほど焦がれたよこの想い
月夜には独りでは不甲斐ない
いっそ、狼変化

振り向けど一陣の風が吹き
肩に落つ静寂も拭い去る
導けど導けど道はなし
迷うべき道がなき道はなし

決めた

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

決めた
あそこのお家にしよう
わたしはあの人の子になろう
やさしい目をしたあの人は
わたしを見て喜んでくれるかな?

もてあますほどの服を着させて
食べたいものはすべて並べて

だけど悲しい顔したら
わたしがすぐにそばにいくよ
だから心配はしないで
わたしはあなたに決めたから


空洞を空洞を空洞を
通って通って埋め尽くして
ほらもうあなたの人生は
わたしに奪われてしまって
ごめんね。


やがて時は過ぎ行くでしょう
すべてを忘れるにたやすく
ときに悲しませるかもね
ほんとはしたくないはずなのに

もてあますほどの服を着させて
とにかくお好み焼き食べさせて


空洞を空洞を空洞を
通って通って埋め尽くして
ほらもうあなたの人生は
わたしに奪われてしまって
ごめんね。


ずっと言い忘れてたけど
大事なことを思い出したよ
わたしがあなたに決めたのは
あなたを守りたかったから

小路隠れ

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

早咲きの穂がまわるまわる 秋の風に
あの子はほら曲がる曲がる

畦の道 草隠れ 後追いし 草深野
見つけ出せないよ 帰り道も


朝顔の蔓巻いた巻いた 右の腕に
朝もやの露落ちた落ちた

人知れず 小路隠れ 忘れし 昨日の夢
思い出さないよ あの夏のこと

季節がまた巡る巡る 洗い流す

狐狸の葬列

曲: 喜多 寧/とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

丑三つ時に騒ぐのは
屋根裏がやけに気になるのは
雨風のせいでないなら
おそらくまぎれもなくそれは
狐か狸のせいだろう
屋根の上に狐狸が整列

日が暮れるのが早いのは
ひどく胸がつかえるのは
愛しい人が帰らぬのは
失うことに慣れていくのは
狐か狸のせいだろう
部屋の隅に狐狸が整列

思いがけず風が吹いて
木々がざわめく夜の果てに
ただひとり立ち尽くしている
どの道を選べば良かったのか
もう迷うことなどはないよ
心の闇に住み着いていた
狐狸の類いよ
もはやこれまでさよなら
遠くに狐狸の葬列


失せ物がやけに多いのは
幾度も友が消えていくのは
孤独を愛してしまうのは
いつまでも歌い続けるのは
狐か狸のせいだろう
まぶたの裏に狐狸が整列

虫の音も響くことのない
やけに静かな夜の果てに
ただひとり立ち尽くしている
どの道を選べば良かったのか
もう迷うことなどはないよ
心の闇に住み着いていた
狐狸の類いよ
もはやこれまでさよなら
遠くに狐狸の葬列

金色

曲: 喜多 寧/とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

桟橋まであと少し
金色に足を止める
川べりで君はまた
金色とたわむれる
君のこと すすきの穂
揺れている 揺れている

君の影が長く伸びて
いつの間にか桟橋にかかる
僕は君に帰りを急かす
やわらかい風が僕を咎めて
春を思った

金色にときは止まる
せせらぎが呼び戻す
胸を刺す あの痛み
忘れていた いつの日か

君の影を見失って
いつの間にか僕はひとり
どこへ行ったろう
どこへ行っただろう
思いがけず春風吹いて
君を想った

心中サーカス

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

帰り道はいつも二人
わかれ道で同じ約束

夕暮れ またあした

帳引いて
明かり消して
今宵はいつもより賑やかに


晴れたり
折れたり
弾んだ後
突き刺さったり

友はいつも遠い他人で
故に常に追いかけ難し
出会いは別れの始まりで
失せるのはいつも他人ばかり

後ろの正面だあれ?


わかれ道で君を誘う
ようこそ僕の心中サーカスへ

今宵は君だけは帰さない


晴れたり
折れたり
弾んだ後
突き刺さったり

友はいつも遠い他人で
故に常に追いかけ難し
出会いは別れの始まりで
失せるのはいつも他人ばかり
振り向いたら驚かせてよ
必ずそこで待っていてよ

後ろの正面だあれ?

すすきに隠れて

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

さわさわすすきに隠れて君は
夕暮れ間近なのにどこへ行ったんだろう

去りゆく季節にさらわれて君は
朧げな月のように謎めいて消えた

どこへ行くのかはわからない
失うものはいつも変わらない
あの日さらわれた面影は
自分自身だった

何ひとつ変わらぬ暮らしの中で
何げない営みさえ夢のように消えた

静かにすすきに隠れて君は
去りゆく僕と秋を止めはしなかった

どこへ行くのかはわからない
本当に望むこともわからない
この心を覗けないのは
自分自身なんだ

ラララ 歌って紛れることはない
だけど歌わなくちゃどこにも行けない

さわさわすすきに隠れて君は
沈んでく夕陽と共に歌になって消えた

草原列車

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

味気ない日常を紡いだ言葉たちをいつも風がさらう
僕は薫風に乗ってそれを追いかけるのさ 取り戻すために

追いかけ辿りついた草原の先にはもう言葉などはなくて
言葉の先にはもう味気ない日常などどこにも見当たらない


君の町から来た草原列車が僕を追い越していく
ありふれた言葉で費やさないで この瞬間を


巷にあふれている誰かのものではない言葉を僕は探す
食傷気味の愛の言葉をいつぞやの風がまたさらっていく
君にかける言葉が見当たらない時にこそ僕は言葉を探す
言葉を失う景色 どうしても今すぐ君に伝えたい


君の歌をのせた草原列車が僕を追い越していく
ありふれた言葉で費やさないで この瞬間を
君の香り残し草原列車はどんどん先を急ぐ
言葉じゃ追いつけない先にあるものを僕は歌にしよう


追い風よ言葉をのせ
遠い国の果てまでも
飛んでいけ

生い茂る草木を分け
草原列車はこの町を
通り過ぎる
君を乗せ

ソラの世界

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

君の背に照りつけてた日の光が
山の背に隠れはじめ 影を落とす

隠されてた 山の谷間に潜む 青い水が流れる先に
導かれて 時のまにまに漂う 僕の行き先があるのかも

藍色に染まる風と ソラの世界
愛を知り 帰る場所を見つけ出した
サザナミに誘われて 川のほとり
だからもう 水に流し 泡と化した

隠されてた 山の谷間に潜む 青い水が流れる先に
導かれて 時のまにまに漂う 僕の行き先があるのかも

時を待つ しまいこんだ 淡い想い
解き放て 山の向こう ソラの世界

旅の歌 (東編)

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

曲がりくねる山道をただ駆け抜けるだけ
亀山のおどける猿にまた来たよと告げて
右へ行けばお伊勢参り でも今日も伺えずに
ただ東へ、東の町へと僕らは走る

浜名湖を渡る風に安堵の息をつく
はやる心 うなぎのぼり もうすぐ辿り着く
空家になって久しい場末の酒場を抜けたら
少し見慣れた町と少し小さな湖


見知らぬ町の異邦人
誰もがきっとそこから始まるさ
いつかかけがえのない場所になっていく
また会いに来てしまったんだ


長い長い日本坂のトンネルをくぐれば
急に晴れ間が現れたように空が開けていく
安倍川のむこう 白くそびえたつ風車を臨み
また来れたと思えるそれだけでいい

山を拝み生きてきたから仕方がないだろう
わけもなく心躍る由比ヶ浜のあたり
もうどれくらい走ってきたのか見当もつかない
ただ僕らは今 このときを走る


見知らぬ町の異邦人
誰もがきっとそこから始まるさ
いつかかけがえのない場所になっていく
また会いに来てしまったんだ


いつの間にか三笠の山に夜が降り注いで
夜走りする鹿の群れを月が照らしている
家路を指し示す塔の上の笛吹きが言う
帰る場所と旅立つ場所は等しい

いつしか 僕らは皆違わず年老いていくだろう
会いたいと思う人にも会えなくなるだろう
忘れられぬ想いがあればあるほど寂しいだろう
だから僕は今すぐ君のもとへ走る


取り戻せぬ 時の中に
誰もがきっとかけがえのないものをもつ
だから僕らは今を走っていく
また会いに来てしまうよ
また会えたらいいね
もう二度と会えなくなるまで

たゆたう夏

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

薄紅色の 頬をたずさえ
たゆたう夏に 僕は恋をした
僕は恋をした

夏はひそかに 人目を避けて
木陰に隠れて 僕の名を呼んだ

 真夏の日中に 蝉の音を聞いて
 静寂を感じたら その夏にさようなら

思い描くは 在りし日の午後
町家の軒に 夏がぶら下がる
夏がぶら下がる

夏をもぎ取り 小脇に抱え
素知らぬ顔で 僕は帰途につく
僕は帰途につく

 真夏の日中に 逃げ水を追って
 迷い子となり果てて その夏にさようなら

たゆたう夏に 僕は恋をした
僕は恋をした

 真夏の日中に 蝉の音を聞いて
 静寂を感じたら その夏にさようなら

 あの日の出来事 すべての想いに
 「夏」とだけ名付けたら もう君にさようなら

弾指刹那

曲: 喜多 寧/とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

この指をひと弾きするわずかな間には
60と5つの刹那があるらしい


分、厘、毛、糸、忽、微、
ぶ、りん、もう、し、こつ、び
繊、沙、塵、埃、渺、漠、
せん、しゃ、じん、あい、びょう、ばく
模糊、逡巡、須臾、瞬息、
もこ、しゅんじゅん、しゅゆ、しゅんそく
弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、
だんし、せつな、りっとく、こくう、しょうじょう
阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静
あらや、あまら、ねはんじゃくじょう

一、十、百、千、万、億、
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、おく
兆、京、垓、(杼)、穣、溝、
ちょう、けい、がい、じょ、じょう、こう
澗、正、載、極、恒河沙、
かん、せい、さい、ごく、ごうがしゃ
阿僧祇、那由他、不可思議、
あそうぎ、なゆた、ふかしぎ
無量大数の先に涅槃寂静
むりょうたいすう、ねはんじゃくじょう


その指をひと弾きする間にさえ数多の
刹那が消えてゆく
振り返っている暇はない


分、厘、毛、糸、忽、微、
ぶ、りん、もう、し、こつ、び
繊、沙、塵、埃、渺、漠、
せん、しゃ、じん、あい、びょう、ばく
模糊、逡巡、須臾、瞬息、
もこ、しゅんじゅん、しゅゆ、しゅんそく
弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、
だんし、せつな、りっとく、こくう、しょうじょう
阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静
あらや、あまら、ねはんじゃくじょう

一、十、百、千、万、億、
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、おく
兆、京、垓、(杼)、穣、溝、
ちょう、けい、がい、じょ、じょう、こう
澗、正、載、極、恒河沙、
かん、せい、さい、ごく、ごうがしゃ
阿僧祇、那由他、不可思議、
あそうぎ、なゆた、ふかしぎ
無量大数の先に涅槃寂静
むりょうたいすう、ねはんじゃくじょう


不可思議なその先の
想いもはるか越えるような
計りきれない世界を
表す単位がある


分、厘、毛、糸、忽、微、
ぶ、りん、もう、し、こつ、び
繊、沙、塵、埃、渺、漠、
せん、しゃ、じん、あい、びょう、ばく
模糊、逡巡、須臾、瞬息、
もこ、しゅんじゅん、しゅゆ、しゅんそく
弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、
だんし、せつな、りっとく、こくう、しょうじょう
阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静
あらや、あまら、ねはんじゃくじょう

一、十、百、千、万、億、
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、おく
兆、京、垓、(杼)、穣、溝、
ちょう、けい、がい、じょ、じょう、こう
澗、正、載、極、恒河沙、
かん、せい、さい、ごく、ごうがしゃ
阿僧祇、那由他、不可思議、
あそうぎ、なゆた、ふかしぎ
無量大数の先に涅槃寂静
むりょうたいすう、ねはんじゃくじょう

分、厘、毛、糸、忽、微、
ぶ、りん、もう、し、こつ、び
繊、沙、塵、埃、渺、漠、
せん、しゃ、じん、あい、びょう、ばく
模糊、逡巡、須臾、瞬息、
もこ、しゅんじゅん、しゅゆ、しゅんそく
弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、
だんし、せつな、りっとく、こくう、しょうじょう
阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静
あらや、あまら、ねはんじゃくじょう

※ (杼) は正確には "禾予" と書く。

眠りの町

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

夜明けを 忘れた
眠りの町のこと

うつつと夢のはざま
もう目覚めなくてもいいよ
星よ満ちて露を降らせ

まっさらな夜がきたよ
とっても綺麗な星夜だよ
こんなところで君に会うなんて
できすぎた夢なんだ

まっさかさまに落ちたんだ
流れ星のようだった
こんなところに君は現れて
笑いながら責めるのかい

約束を忘れた 薄情な僕のこと

季節は変わるけれど
もう追いかけなくてもいいよ
時よ満ちて 洗い流せ

陽が落ちたら

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

夢の続き
私は今どこを流れてる?
今が続き?
それともまだ眠ってもいない?

陽が落ちたらあかりが灯り
私たちの夜明けが来るよ

夢のかけら
部屋の隅が暗くて見えない

陽が落ちたらあかりが灯り
私たちの夜明けが来るよ

陽が落ちたらあかりが灯り
二度と昇らぬように絶やさず灯す

秘密

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

ありあわせの服を着て
ポケットには秘密をひとつ
目に映るすべてが心を震わすうちに
あてもない旅へ

ポケットはまだ膨らんでいく
君が時を止めたせいだろう
秘密さ 僕らが大人になれないことは
また夢で逢おう

いてもたってもいられぬほどに
君が残した問いかけはまだ
その答えを隠して
疑問を墓石に刻んで
いつまでも引き止める
大人になれないように
仕組んでたんだろう?

平和な朝

曲: とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

朝目が覚めたらこずえの上には
どこから来たのか鳩が二、三羽

平和な顔をして隣の寺の屋根に
居座ろうとしてるんだろう
悩みもない素振りで

二度とはこないこの瞬間に
どうして君はここにいないのでしょう


翌朝そろそろ眠りにつく頃
惰眠を貪る鳩が二、三羽

平和な顔をした君の姿を想う
きっと信じていたんだろう
永遠なんてものを

二度とは会えない二人なのに
どうして君は笑っていたんでしょう


平和な顔をした君の姿を想う
きっと信じていたんだろう
永遠なんてものを

二度とは会えない二人なのに
どうして君は笑っていたんでしょう
二度とはこないこの瞬間に
どうして君はここにいないのでしょう

 

僕の墓

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

僕の墓を建ててくれるのなら
できるだけ立派なものにしておくれ
誇れるものはそうないから
見栄を張りたいんだ。

墓石に言葉を刻むのなら
できるだけ多く語っておくれ
僕が生きてきたささやかな
証が欲しい

さほどは多く語れぬだろう
自分でもあまり思い浮かばない
例えば君にしてあげたこと
何があっただろう


君の墓は僕が建てたかった
君のことならいくらでも書ける
例えば僕にしてくれたこと
刻みきれないよ

ありがとう 墓はもういらないや
何かささいな思い出ひとつ
君が忘れないでいてくれるなら
それだけでいいよ

ありがとう 君がしてくれたこと
僕は忘れないよ

 

満月の逃避行

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

乱層雲ならば昼夜問わず
安息にはまだ尚早ぞ

終夜、物思う連綿と
薄命に終わる恋慕にて

月齢十五にして外暗し
霹靂回避すらば不平はなし


 誰も知らない場所へ
 誰にも知られぬように
 満月の逃避行としけこみませう

 君の体温のみで
 月の満ち欠けを知る
 満月の逃避行に明かりが足らず


終日、君想う飽きもせず
貧困は暮らしのみにあらず

貧弱な語彙ならば疎通不可
脆弱な思想にして周囲混乱す


 誰も知らない場所へ
 誰にも知られぬように
 満月の逃避行としけこみませう

 君の体温のみで
 月の満ち欠けを知る
 満月の逃避行に明かりが足らず


月齢十五にして外暗し
霹靂回避すらば不平はなし


 誰も知らない場所へ
 誰にも知られぬように
 満月の逃避行としけこみませう

 君の体温のみで
 月の満ち欠けを知る
 満月の逃避行に明かりが足らず

 果ては入水か享楽
 浪漫には夢見がち
 我が心の玉川上水
 今や水なし

 誰も知らない場所へ
 誰にも知られぬように
 満月の逃避行の行方は知らず

 

見知らぬ町

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

激しい雨に打たれて 花は垂れてゆく
恨むは止まずの雨か 無力なその花の方か
時は流れ様変わる 人の心さえ
旅に出る人は胸にいくつ断ち切れぬ想いを宿す

 悲しきは心に芽生えし 愛の言葉か
 いつか朽ちて意味を失うならば

人の数だけ交錯す 愛も憎しみも
絶え間ない喧騒から 逃れ逃れて町はずれ
どれほど歩いて来たろう 戻る術はない
見知らぬ町の風にも いつか馴れてしまうだろう
いつか

 悲しきは誰より愛おしい 君の姿を
 描けど我が身は見知らぬ町に

 ひときわ美しく咲く花に 君の名前を
 されども その名を思い出せず

微塵もない

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

騙された 雨雲が眼前に列を成す
傘がない 聞いてない 身を守る術など持ってない

古い店先の軒下を間借りして
しばらくやりすごす策しかない
そういえばこんなことどこかでもあったなと
思い返してみるが記憶にない


雨あがル 憤ることもない 俺が悪い
傘がない俺が悪い 身を守る術さえ持ってない

突然の曇天やどんでん返しなど
今日まで絶えることなどない
友よ思い出した そうだこの世界には
不測の事態などひとつもない


過去は振り返らずに前だけ向くなんて
聖人君子じゃあるまいし

忘れられぬ人や決して消えぬ想いを
どこまで抱えてゆくのだろう


何かを追いかけて何かを追い求めて
すべては儚くチリとなり
それでも様々な人たちと過ごした日に
悔いる場面など微塵もない
またこうして一歩先へ進めるなら
すべての過去にはチリもない
後にも先にも微塵もない

萌ゆる青さ、心に毒を

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

早春の朝
雪も解けぬ間に
堪えきれなくて
外へ飛び出した

君を待つ

萌ゆる若草
言葉のつたなさ
伝えきれなくて
想いだけあふれた

君を想う


心に毒を少し
萌ゆる青さを少しだけ汚すよ
君を想う春に

危うい青さ
嘲笑う雪解け
傷つくことも
知らぬ春でした

君を解く


心に毒を少し
萌ゆる青さを少しだけ汚すよ
君を解き放つ


手を伸ばして掴めぬものには
明日を請うための力を秘めている
萌ゆる青さと心に毒を

ゆきずり

曲: 喜多 寧/とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

まだ間に合うだろう
雪月花 君を憶い
そう思っていた
どこからか風花が

右足とられて気がつけば
ひとひら六花(むつのはな)が降る

灰色の空を見上げれば
はらはら白雪が舞う音

行きずり ここまで
疑いもないまま
信じていたのは
君がいることを

地絣を敷いたような雪原を
己を戒めるように踏みしめる
さよならこの冬にもはや悔いはなし
いずれあたたかな春が来るだろう

夜明け前の譚詩曲

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

不似合いなべべを着て
疲れ果てて眠る君に空は
気兼ねもなく新しい色をつける

夜が明けるよ
朝日はきっと君のために差す
楽しや この世は決して悪いもんじゃない
嬉しや 百度の悲しみの淵の傍に
ひとつの喜びがあるのならば


不器用なふりをして
春が来るたび僕を驚かせる
庭先の木蓮に君の名前をつけた

そして再び旅に出る
君は遠く距離をかせぐように
必ずや帰って来い
そして再び

夜が明けるよ
この世はきっと君のためにある
楽しや ずっと君を想いつづけてる
嬉しや 闇夜でしか逢えない二人だとしても
思えばずっと君を想いつづけてる

楽園の境界線

曲: 喜多 寧/とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

知り得たる道を辿るは易し それでも明日は未知
見知らぬ世界なら覗いてみたし 二度とは戻れないかも
行きはヨイヨイで帰りは知らず それでも求めてしまう
虚心坦懐の二進一退で 忍び足の回り道

骨の髄まで味わわぬ
深いところで立ち止まれ

限りあるものと限りないものは 時により入れ替わる
形あるものと形なきもので 楔をつなぎ合わす


失われた町ならば 時間さえも超えて
二業地界隈ならば 赤い線をまたいで
賑わいの最前線へ 楽園の境界線へ


人の心と近頃の歌 儚く移ろいやすし
君の言葉と僕の旋律 交わればそれでいい

新たな躍動に乗ったら
終着駅などそこにない

限りあるものと限りないものは 時により入れ替わる
形あるものと形なきもので 楔をつなぎ合わす


空想の世界ならば 虚像さえも追って
君の心ならば 深層に立ち入って
神秘の防波堤へ 楽園の境界線へ


行きはヨイヨイで帰りは怖い 怖いながらも通りゃ…


あの丘の向こうに まだ道があるなら
行ってみないか 越えてみないか
知識の向こう側へ 楽園の境界線を

輪廻の郷

曲: 喜多 寧  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

新しい朝に香る あしびの花咲く春の道
浅茅ケ原へと続く 足跡を隠す苔がむす
誰も知らないよ

ここに来ればいいのに
この廻る輪の中にそっと
誰も拒んだりはしないよ
ここへおいで


朽ち果てた木々にさえも 美しさは尚増すばかり
君を包み込むような 時だけが育める力
ここにしかないよ

ここが始まりの場所
この廻る輪の中できっと
君は探しあてられるよ
ここへおいで

道を見失ったら
燈籠に灯りをともして
そっと道を指し示すから
ここへおいで


ここに来ればいいのに
この廻る輪の中にそっと
誰も拒んだりはしないよ
ここへおいで

飛火野でいつの日か
月明かりに照らされていた
君の影を追い続けてる
輪廻の郷で

蓮華草の少女

曲: とる子  詞: 喜多 寧

編曲: NolenNiu-de-Ossi

蓮華草の少女を覚えていますか
毎年 待ち侘びて
おまえの帰る日を
今年も夏が来る

夏が来て少女は 大人になった
いつしか 鳥籠で
おまえの顔さえも
わたしは忘れた

 

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